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納骨信仰から墓地の普及へ

死んだらお墓に入って、

草葉の陰からこの世を眺める、

そういう考えが我が国では当たり前に育まれてきました。

お墓 イラスト

しかし、歴史を遡ってみると、

11世紀ぐらいまでは天皇家や高僧などごく限られた人々を除いては、

お墓を持つことはありませんでした。

 

12世紀ごろになると、

納骨信仰が現れ始め、

霊場に火葬した骨を納める風習が生まれます。

 

それでも、

骨を納めてしまえばそれまでで、

それ以降は骨、

あるいはお墓に関しての関心は薄れます。

 

戦国時代に入ると、

家の制度と観念が庶民にまで確立されるようになり、

それとともに家の墓地が普及し始め、

子孫によるお墓参りの習慣が一般化していきました。

 

すなわち、お墓には先祖が眠り、

そこを訪れれば故人に会うことができるという考え方になってきたのです。

 

これは、今に通じる考え方です。

 

近年のお墓に対する考え方

しかし近年、

そうした考え方に変化が生まれ始めています。

 

海洋葬や樹木葬などの自然葬がその一端で、

火葬した骨を細かく砕き、

海や里山に散骨する方法に人々の関心が高まってきています。

 

その背景には、

「家」に対する意識の変化や、

墓苑開発による自然破壊といった環境問題への意識の高まりもあるでしょう。

 

葬儀やお墓に対する考え方は、

このように時代背景によって変化していくものです。

 

しかし、

近親者や親しい人たちの死を悲しむ気持ちだけは、

いつの時代も変わることではありません。

 

樹木葬

樹木葬は、墓地、埋葬等に関する法律による許可を得た墓地(霊園)に遺骨を埋葬し、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔う方法である。

樹木葬

海洋葬

近年、遺骨を自然に還すいわゆる「自然葬」が少しずつ増えてきたようです。

その形態は海、川、山、空、宇宙と実に様々です。

特に海に散骨する「海洋葬」は日本人の意識や生活様式の変化に伴って認知度が徐々に上がっています。

海洋葬

 

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